はじめに
株式会社菊星(東京都台東区)は、大正13年の創業以来、理美容品の総合卸をはじめ、コスメティックや美容雑貨小物、OEM•ODM商品、健康食品の開発・製造・販売に取り組んできました。流行や現場の声をいち早くキャッチする必要がある業界で、社内での情報管理を大切にしてきた菊星様は、2019年8月にオリジナルの日報システムからnanotyに移行しました。
今回オンラインで取材に応じてくださったのは、営業部チームリーダー代理の児玉 悠矢さん。
nanotyを導入するに至った経緯と、その後の変化を伺いました。
目次
【導入目的】安心のフォロー体制が決め手
もともと、自社オリジナルのシステムを使って日報や情報共有を行っていました。しかし、約10年前につくったシステムのため、画像がうまくアップできなかったり、ログインできなかったりといったシステムの不具合によるストレスを度々感じていました。
そこで、何か良いシステムはないかと調べ、自社のオリジナルシステムでの使い方に近いものを3~5社程絞り、無料体験をしてみました。実際に数名の社員に使ってもらい、使いやすさや見やすさなどを比較してもらったところ、トータルでnanotyの評価が高く、導入することにしました。加えて金額的にも安く、なによりnanotyの担当者さんの対応が親切で、導入後もフォローしてくれる体制が良かったのも、導入の決め手となりました。
【成果1】情報の一本化が実現し、すぐに市場動向をキャッチできるように
日頃は、「こういう商品が出た」と写真をアップしたり、「今、こういった傾向がある」と市場傾向のグラフ画像をアップしたりと、画像を共有することが多いです。日報ではフロー情報が、コミュニティ記事にはストック情報が溜まっていくように管理しています。なので、日報で「これは残しておきたい」と思った有益な情報は、毎日の日報で流れてしまわないように、コミュニティ記事にまとめて、みんながすぐに見られるようにしています。
このように様々な情報を共有しているのですが、これまでは情報の一本化ができておらず、様々な場所に情報が散らばっている状態でしたが、nanotyを営業チームだけでなく、ブランド管理部や広報部などの社内のチームも一緒に使うことで、nanoty上に情報を整理するようになりました。今では、nanotyを見れば、社内の様々な情報がわかるようになりました。
【成果2】10分の1のコストでバックアップ体制も充実
コスト面でいうと、維持費はおよそ10分の1程になりました。オリジナルシステムを利用していたときは、システムの維持費や不具合が生じた際の修繕コストもかかっていました。オリジナルだからこそ自由度は高かったのですが、自分でバックアップをとることも手間に感じていました。しかし、nanotyでは初期費用はなく、月額料金で導入でき、自動的にバックアップをとってくれるのがありがたく、安心です。
【成功のポイント】nanoty活用を盛り上げる担当者をアサイン
nanotyをより活用するための担当者を2名(中川様:右写真右側、重高様:右写真左側)配置しているのですが、その2名が積極的に営業会議で取り上げて、新たなアイディアにつながったことは何度もあります。「いいね!」をたくさん獲得した者のランキングも出すなどして、日報を書きたくなる工夫も社内で実施しています。
また、日報の書き手の工夫もあるかと思います。毎日の日報の総括部分に「所感」という項目を設けているのですが、そこに日々の気づきを書くことで、ただ1日の行動履歴を日報に記すのではなく、次のアイディアにつながる書き方になるように思います。
【今後の展望】より成長につながる活用を
情報を集めるだけでなく、もっともっとそれを効果的に使っていきたいと考えています。nanotyに集まり、そして得られる情報に日々触れることで、社員一人ひとりが感度高く学び、動けるようになると思います。そうした成長につながる使い方をもっとしていきたいです。