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ドラマから見えてくる?女性活躍推進法の関心度

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こんにちは
nanotyスタッフの望月です。

女性活躍推進法も始動し、ドラマのテーマにも選択されるようになってきた

今年(2016年)の4月に制定された「女性活躍推進法」はご存知でしょうか。
こちらのトピックスでも何度か取り上げた話題となりますが、
あまりピンとこない人も多いのではないでしょうか。

しかし、最近のテレビドラマでは、この女性活躍推進(間接的な内容も含め)をテーマとした作品がトレンドになっていると私は感じています。
現在放送中のフジテレビ系列のドラマ「営業部長 吉良奈津子」や「ノンママ白書」はズバリ働く女性を主人公とした話となります。これまでの働く女性を主人公とした作品との大きな違いは、バリバリ働くキャリアウーマンを描くわけではなく、職場復帰を果たした女性や、子育てと仕事を両立させるかなり現実味のある、視聴者の姿そのものを描いた作品が多いとのこと。

仕事における環境の変化からか、もしくは共感が得られると思ってか、フジテレビがこの作品を手がけているかはわかりませんが、女性活躍推進法を理解する上では、かなりリアルでメッセージ性のある内容だと感じております。ただ、残念なのが視聴率が低いということ。つまりそれだけ一般に響いていないということが数字から分かってしまうのです。
※ここ数年ドラマの視聴率は低迷なものが多いですが・・・

現実味のあるストーリーよりも、夢や理想を求める視聴者

ちょうど一緒の時期に放送されている女性が働くドラマでいうと、北川景子さんが主演の「家を売るオンナ」があります。
こちらは従来のスタイルである、仕事のできる女性(独特なキャラクターではありますが)を主人公とした話ですが、視聴率は2桁台をキープし、夏ドラマで一番視聴率を稼いでいます。
同じ働く女性を主人公とした作品ですが、やはり現実味を帯びた作品よりも女性の憧れる理想の上司像を描いた作品の方が広く一般の人気を得るということが分かりました。

女性活躍推進の今後の課題とは・・・

社内SNS 日報サービスを提供する関係から、様々な企業の経営層、役員の方と話をする機会がありますが、女性活躍推進の反面、出世を望む女性が少ないと言った意見もあります。それは先輩の働き方を見ていて、あんな風になりたくない、大変そうだ・・・という印象が強いようです。

今回の松嶋菜々子さん主演の「営業部長 吉良奈津子」はまさに現実そのもの。あんなに大変そうな役職にはつきたくない、ドラマの中まで現実を見たくないといった意思が視聴率という数字として現れているかもしれませんね。
※よくよく考えてみれば、松嶋菜々子さんが過去に演じてきた「美女か野獣」や「ラッキーセブン」では、女性が憧れそうな上司役を描いてました。

また、朝ドラも女性活躍推進に当てはまるものがあります。昨年9月からスタートした「あさが来た」、今年4月からスタートした「とと姉ちゃん」は、女性が社会に出て働く歴史を描いた作品になっています。女性が社会に出て働く基盤となる話のようにも感じます。このドラマを見て、現在の我々が何かを感じ取らなければいけないと、毎朝感じています。女性が働きやすい社会とは、働き方そのものを改革していかないと難しいかもしれないですね。

今回のトピックスでは、テレビドラマの批評をしたいわけではなく、あくまで女性活躍推進についてまとめていく、例として最近のテレビドラマを紹介させていただきました。
こちらは何回かシリーズに分けてこちらのトピックスで紹介していければと思っております。次回は「えるぼし」認定と助成金についてまとめていきます。

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