nanotyを利用している企業を対象に実施した「テレワーク」に関するアンケート調査の結果を発表します。
リモートワーク・テレワークに関するアンケート調査
<調査概要>
リモートワーク・テレワークに関するアンケート調査
<有効回答>
46社(nanotyを利用)
<調査期間>
2020年4月24日~2020年4月30日
新型コロナウイルス対策として、テレワークを推奨した企業69.6%
最初の質問として「<Q1>新型コロナウイルスの問題が起き、あなたの会社ではリモートワーク・テレワークを導入していますか?」(n=46)と質問したところ、はい(導入している)が69.6%、いいえ(導入していない)が30.4%と7割の企業でテレワークが導入されていることがわかりました。
テレワークの課題「対面よりコミュニケーションが難しい」、「テレワークの運用が整っていなく、非効率」
続けて「<Q2>あなたの勤務先では、リモートワーク・テレワークの課題はどのようなものがあると感じていますか?(複数回答可)」(n=46)と質問したところ、「対面よりコミュニケーションが難しい」が52.2%で最多、次いで「リモートワーク・テレワークの運用が整っていなく、非効率」が47.8%の順になりました。
テレワークの課題(自由回答)では「現場での仕事」、「押印」、「対面業務」ほか
次に、リモートワーク・テレワークに課題を感じていると回答した方に、「<Q3>Q2で回答した内容の他に、勤務先でのリモートワーク・テレワークに感じている課題があれば、自由にお答えください。」と質問したところ、23の回答を得ることができました。
Q3.リモートワーク・テレワークに感じている課題は?/自由回答・一部抜粋
- サービス業:コミュニケーションをとるために、Skype、office365、nanotyいろいろなツールを利用しているが、一つのアプリでまとまっていないため、いろいろなところも見なくてはいけないので混乱することがままある。
- 学術研究:外部の現場中心の仕事であり、導入メリットが見いだせない
- 情報通信業:請求書の発行で印刷・押印があり、これだけはどうしても出勤しないといけないところにはまだ課題があると思っています。
- 卸売・小売業:広報担当の自分はテレワーク可能だが、工事担当者はテレワーク不可能であるなど社員間で差が生じてしまう。
- 娯楽業:急な案件の際のチェック体制が不安
- 製造業:wifi環境 パソコンデスクやモニターが必要
- 情報通信業:新しい取り組みやイレギュラー対応が捗らないと感じている。
- 卸売小売業:小売の場合、接客を必要するので在宅にしたくてもできない部分も多い
- サービス業:支払に請求書の原本が必要であったり、社印の押印の為に会社に出社しないといけないこと。
- 建設業:業種的にテレワークが難しい。
- サービス業:社用携帯を貸与していない社員がいるため、急ぎの連絡が取りづらい
- 製造業:成果が見えにくい
- 建築業:環境整備にかかるコスト、利便性はまだほど遠いと感じています
- 製造業:会社全体にITリテラシーが低い
- 製造業:制作課、営業課の社員は対応できるが製造業なのでどうしても工場は在宅でできない。お客様からの注文や問い合わせ対応もあるので出勤する社員が大半です。
- 建設業:取引き先がITの対応に難しいことから、全電子化が少し先になる。
テレワークでも日報の見方に「変化はない」74.2%
次に、「<Q4>在宅勤務、テレワークを導入されている企業様に聞きます。在宅勤務やテレワークを始める前と後で、日報の見方に変化はありましたか?」(n=31)と質問したところ、「変化はない」が74.2%と、もともと日報をクラウド化したnanotyをご利用だったことから、テレワークを導入しても、これまで通りに日報管理が出来ていることがわかりました。
日報の見方の変化(自由回答)では「情報共有に積極的になった」、「コメントが増えた」、「時間管理」ほか
最後にQ4で変化があったと答えた方に「<Q5>Q4で「はい」と回答した方は、どのような変化があったのかを自由に教えてください。」と質問したところ、8の回答を得ることができました。
テレワークで日報の見方にどんな変化がありましたか/自由回答・一部抜粋
- 娯楽業:日報内容に対するコメントが若干増えた気がします
- サービス業:どの業務にどのくらいの時間がかかっているのかを特にみることが多い。
- 情報通信業:日報をより詳細に書くようになり、また日報に対してのコメントも以前より結構増えました。
- 卸売・小売業:自分だけテレワーク中です。そのためほかスタッフの業務内容把握のため以前より読んでいます。「この件、今こんな状況なんだな」と知ることで、自分が関わるタスクの用意ができます。
- 建設業:日報を注意深く見るようになった
- 製造業:日報を読む機会が増えた
- サービス業:他の部署の日報も積極的に情報収集するようになった。
- 電気・ガス・熱供給・水道業:全員が情報共有にすすんで取り組んでいる
まとめ
nanotyをご利用いただいている企業様は、建設業や製造業など、
直接現場や工場に行く必要がある場合が多く、
会社としてテレワークを導入していても、
全社員が利用できるかというとまだ難しい部分があるようです。
ただ、その中でもnanotyをうまく活用して、前よりも情報共有を進んで行うようになったり、
部下や他の社員の業務把握に積極的になったなど、nanotyを活用することで、
対面コミュニケーションが取れない分を補えることも証明されました。
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