こんにちは。nanoty運営スタッフの望月です。
9月に入り、暑さも和らぐかと思いきや、まだまだ厳しい残暑の日々が続きますね。
今年は梅雨明けが遅く、さらにコロナの影響もあってか夏が短く感じています。
暑さ寒さも彼岸までと言われておりますが、はやく過ごしやすい気温になってほしいです。
さて、今回のトピックスは『テレワークの業務日報』についてです。
テレワーク導入体験による都市部と地方格差
みなさまの会社ではテレワークを導入していますか?
コロナウィルス対策としてテレワークの普及が加速していることはニュースでもよく取り上げられていますが、実際は電車での通勤が多い都市部での導入が盛んになっていて、地方ではあまり広がっていないのが現状です。周りがやっていないので、そんなに急いでやらなくても良いか。。。そんな風に思ったりしていませんか?
都市部では緊急事態宣言以降、テレワークの導入を開始し、課題を捻出し、解決に向けて様々な取り組みや改善を進めています。
つまりオフィスに縛られない働き方のノウハウを構築しはじめているのです。
このノウハウの差が、後々大きなダメージとなって地方に返ってきます。
その一つとして考えられるのが、地元(地方)にいる優秀な人材が東京の会社へ就職することが可能となることです。テレワークが進むことで、東京へ移り住まなくても東京の企業で働けるようになってしまいます。テレワークのノウハウが蓄積していくことで、どんどん働き方に違いが生まれ、地方との格差が広がっていく危険性を感じています。
業務日報を見直す企業が続出
しかしまだまだテレワークも課題だらけです。数ヶ月で成功する企業はほとんどいません。
そんな課題の一つとして【日報】が挙げられています。
特に4月以降nanotyへのお問い合わせは増加しており、テレワークでの業務日報の見直しを進める企業が増えてきています。
特に多かった課題は、「業務が見えづらくなってしまった」ことを改善したいというものでした。これまでワンフロアで働いていれば、毎日顔を合わせ、お互いがどんな仕事をしているのか周りを見渡せばなんとなく把握できました。気になれば声をかけて聞くことも可能です。それがテレワークではできなくなってしまいました。毎日、誰が、どんな仕事を予定して、それが予定通りに終わっているのか・・・特に管理職(マネージャー職)は急激な不安に襲われます。なんとかこのブラックボックス化を解決するために、業務日報のやり方を変えていかなければならないと考える企業が増えたようです。
本当に改善すべき点と業務日報の上手な使い方
nanotyを活用することで確かに業務の見える化はできますが、nanotyからはそれだけでなく、管理方法についても改善が必要だと考えています。
これまでのマネジメントはテレワークでは通用しません。部下を「管理する」のではなく、部下の目標を「どのように達成させるか」がマネジメントに必要となってきます。
nanotyのテレワークオプションでは、1日の予定と実績を登録することができます。
業務開始前や前日に、今日1日自分がどのような仕事を予定しているのか共有します。日報総括機能を合わせて使うことで、予定の中で特に注力するポイントなども一緒にまとめることが可能になります。
管理職は共有された予定を確認し、その社員の目標達成に向かった予定となっているか確認し、目標からずれてきているのであれば、日報のコメントからアドバイスを入れて方向転換をすることもできます。
こうして目標達成や成果に繋げていくことで、社員のモチベーションアップ、社員の成長を実現することができるようになります。
テレワークは全く新しい取り組みとなる企業も多いと思います。改善すべき課題も山積みのようにありますが、一つずつ課題を解決していき、より働きやすい環境を構築できるサポートをnanotyができればと考えています。
テレワークを導入している企業、テレワークの導入を挫折してしまった企業、これから始める企業、様々だと思いますが、改めて考える時間を作ってみてはいかがでしょうか。