管理職とテレワーク実施者、双方にとってメリットがあるテレワークの導入方法をご紹介します。
1)勤務時間を明確に
テレワークでは業務時間が曖昧となりやすく、隠れ残業や時間に対するメリハリが無くなることで生産性が落ちるリスクが高まります。
そのため、管理職とテレワーク実施者の双方が、何時から何時までを業務時間とするかを明確にし、時間管理の共有が重要となります。
2)定期的な報連相を徹底
テレワークの場合には、管理職とテレワーク実施者による報告、連絡、相談が重要になります。
よくあるパターンとして管理職かテレワーク実施者のどちらか一方からのみの報連相になりがちです。
そうならないためにも、朝礼や夕礼のように決まった時間に必ず行うということが業務管理においては重要となってきます。
「いつ」「誰から」「どんな連絡手段で」報告や連絡を行うかを設定・徹底するとともに、時には管理職からテレワーク実施者に対して相談をすることも重要となります。
3)コミュニケーションツールを活用
テレワーク導入で失敗しないために最も重要なポイントは、「テレワークで孤立しないようにコミュニケーションツールをフル活用して、オフィスでの勤務以上のコミュニケーションを作りだすこと」になります。
一般的に人間関係の向上には、相手との接触時間が多くなるほど向上すると言われています。テレワークのように、職場の人間との接触時間が少ない環境においては、人間関係が希薄化するのは当然のことです。