nanotyを運営する(株)サンロフトでは、管理職から若手・新入社員まで全社員が、毎日nanotyで日報を記入しています。
今回は、サンロフトで営業として活躍する水野さん(入社3年目)と今年新卒入社した山口さんに、nanotyを使ってみての感想や日報との向き合い方について、インタビューしました!
お2人からは、実際の日報の書き方や、日報を書く・読む中での悩みを聞くことができました。
入社1年目の山口さん(左)と3年目の水野さん(右)
nanotyの生の声を聞いてみました!
自分の中で記入ルールを決める
日報を記入するにあたり、日々意識されていることはありますか?
※ 山=山口、水=水野
山「最初に明細(作業ごとの時間を入力をする部分)から記入するようにしていて、その日何があったのかを整理しています。明細に入力するものの中でも特に注力したり深く考えたりしたものは、総括(気づきや振り返りをフリー入力する部分)の欄に項目を用意して詳細を記入しています。内容には、何があったのか・どの作業をしたのか・どのような結果だったのか・自分はどう感じたのか・反省点・次からやることを書いています。
水「私も、現状・結果・予測を整理して書くようにしています。あとは、ボリュームとしても2~3行で短くまとめることを意識しています。私は、営業として幅広くサービスや商材を担当しているので、こまごました仕事がどうしても増えてきてしまいます。その時に、お客様ごとに詳細を全て書いてしまうと逆に読みづらくなってしまうと思ったので、サービスごとに見出しを作って書くことを心がけています。
ー山口さんは自分がどう感じたのかを含めて書いているのに対し、水野さんはあまり自分の所感は書かれていないのですか?
水「業務の中でこの打合せよかったとか、お取引先といい関係性ができた、これからこうしていきたいといった特別な思いが芽生えたら、部分的に感情を乗せて書くようにしています。
自分なりに工夫しながら書き方を変えていった
水野さんは入社当時と比較して、日報の書き方等に関して変化したことはありますか?
水「私はもともと文章に感情を乗せるのが得意ではなく、入社当時から業務報告のような日報を書きがちだったため、日報に書く内容は当時からあまり変わっていないですね。でも、こうすればもっと見やすくなると思った時は、自分なりに工夫しながら書き方を変えていった気がします。
ー先ほどおっしゃっていた、見出しの書き方などですね。
はじめて書いたときは、先輩の日報をお手本にしながら
山口さんは、4月の入社以前のアルバイト期間からnanotyで日報を書いていたと思いますが、一番初めはどうやって日報を書き進めていきましたか?
山「最初はまず自分が何者なのかを知ってもらえるように、個人的なことも含めて書いたり、会社の良さなど新たな発見を書いていました。
ーその時は、自分の中から湧いてくるものをそのまま書いていきましたか?
山「他の社員の方にどう見られるかは意識したので、自分の中から出てくるものを書きつつ、他の社員さんの日報を参考にしていました。
もし、どうしても書き方が分からないときは、参考になりそうなテンプレートを埋めていくところからはじめてもよさそうですね!
>日報用テンプレートで時短に!今すぐ使えるひな形をご紹介
自分に合った使い方をする
nanotyを使っていて、もっとこういう風にしてほしい、こうすれば使いやすくなるといった要望はありますか?
水「機能の問題ではないのですが、社員全員の日報を読む時間をどう作っていくのかが悩ましいですね。あと実際に言われたわけではないのですが、毎日しっかり書かなければいけない、いいことを書かなければいけない、コメントをしなければいけないというのが、重荷に感じてしまう時があります。
山「私も最近は読むだけになってしまっており、他の社員の日報を読んでそれをどう活かせていけばいいのか悩んでいます。
ー日報を書く・読むことの目的の意識づけに関しては、なかなか浸透させるのが難しいですよね。読む時間に関しては、マイウォッチを利用して毎日閲覧する人を絞ったりするなどの対応をしていくことができるかもしれません。
山「それから、いいね!の数を気にしてしまいがちです。実際いいね!がつくのは嬉しいですが、いいねをもらうのが目的になってはいけないなと。
ーInstagramも一時期、いいねの数の表示をなくしましたよね。そのあたりの時代の流れに矛盾していると言えるかもしれません。この課題は運営事務局でも考えていきたいと思います。
水「『今日の気づき(※サンロフトで設定している項目)』の記入に難しさを感じることも多いです。他の社員の状態や気持ちを把握することができるという点では、必要な項目ではあることは理解しているのですが、、、
ー私(nanoty運営事務局・青木)は、日次業務の中でどうしても新しい発見などがなかったら、自分の状態に関することを記入するようにしています。
山「私は残しておきたいと思ったことを先に書き残して下書き保存をしています。
水「それいいね。書こうと思ったけど、忘れてしまった日とかもあるので。
ーお話を聞いていて、お2人とも(日報の)総括の部分についてはだいぶ使いこなされている印象を受けました。ちなみに明細の部分に関しては、ご自分なりに工夫されていることはありますか?
水「私は、明細は基本案件コードと業務内容といったキーワードに留めています。あとは、入力するタイミングを12時や15時のように決めています。 まとめてつけようとすると細かいスケジュールを思い出せなくなってしまうので。
山「私は、Googleカレンダーの連携機能をつかっています。Googleカレンダーの方にできるだけ細かく予定を入れて、後で一括で取り込みをすることで漏れなく、短時間で入力することを心がけています。
“嬉しい” や “安心” が生まれる
最後に、nanotyを利用していてよかったと思ったことを教えてください。
水「”嬉しいな”と思う瞬間はいくつかあります。例えば、他の社員の日報の中で、自分の名前を出して褒めてもらったときはとても嬉しかったです。あとは、自分の日報にコメントを貰えたときや、サンクスポイントを貰えた時は、実際の会話の中でのやりとりにプラスしてさらに嬉しさを感じます。
ーそれは、nanotyが業務報告だけを淡々と入力するような日報ツールではないものだからこその瞬間ですね。山口さんはどうですか?
山「私は、小さなことでも発信していくことはすごく大事だと思っているので、新人という立場だからこそ、自分がどういう不安を抱えているのか、取り組んでいる業務の進捗の速さといった、直接相談するまではいかなくても周りの人に知っておいてほしいことをアウトプットしています。自分の持っているちょっとした不安を解消できるツールとして、安心感がありますし、ありがたいと思っています。
ー山口さんはnanotyで、感じていることをアウトプットすることで日々のモヤモヤを解消しているんですね。”小さなことでも発信していくことが大事”という考え方は、とても素敵だと思います!
インタビューを終えて
お2人とも自分なりのnanotyの活用方法について考えながら、日報を書いていることがわかりました。同時に、管理側が現場の社員が使いやすい方法で日報システムを運用していくことがとても重要になってくることも感じました。
nanotyのデモでは、操作方法の説明はもちろんお客様に合った運用のアドバイスも行っております。
nanotyについて気になった方は、お気軽にお問い合わせください。
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